本文へ移動

「おたより」巻頭言

「おたより」巻頭言

2022年5月

「子供たちをわたしのところに来させなさい。」そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。     (新約聖書マルコ福音書10章14~16節)

 テレビの報道番組で、ロシア正教会でキリストの復活祭を祝う様子が報じられていました。きらびやかな祭司の服装を身にまとった総主教の司式により行われる礼拝で、ロシアの大統領はロウソクを手に十字を切り、世界の平和を祈ったそうです。ウクライナでは幼稚園や学校、病院など、子どもたちがいる施設が砲撃を受け、多数の犠牲者を出しています。指導者たちが祈る平和には、武器を取ることを戒めたイエスの教えは届いているのでしょうか。

 上記の聖書の言葉は、イエスに祝福のお祈りをしてもらおうと、民衆が幼い子たちを連れてイエスのもとに近づこうとしたときの話からです。イエスの弟子たちはこの人たちを厳しく叱り、子どもたちを追い返そうとしました。イエスは弟子たちの振る舞いを見て言われます。「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」

 常に周りを囲まれて休む暇もなく群衆と対話するイエスのことを案じるあまりの、弟子たちの行いだったかもしれません。しかし彼らの行動はイエスの気持ちと違っていたようです。大人の思いで振り回されてしまった子どもたちを、イエスは温かく迎えたのでした。

 私たちも日々の保育を通して、子どもたちの思いに寄り添うことができているのか、常に振り返らなくてはいけないのだと、この聖書の言葉から言い聞かされているように思います。子どもたちは神様の宝物なのだとイエスは言われます。このイエスの思いと行動にならい、子どもたちの笑顔が絶えない園になるように、私たちは最善を尽くしていきたいと思うのです。
            (園長 藤 秀彦)
 

──────────────
学校法人清愛学園
清愛幼稚園
〒320-0861
栃木県宇都宮市西3-5-11
TEL.028-636-1588
FAX.028-634-0315
──────────────
キリスト教保育
自由保育
統合保育
少人数保育

──────────────

0
0
4
6
6
8
TOPへ戻る